経済の勉強本

経済学を勉強したい人へ!最適な入門書の選び方とは?

経済学を勉強したい人へ!最適な入門書の選び方とは?

「経済って、なんですか?」「経済学とはどう違うんですか?」

投資に興味を持ってみたものの、経済に関して初歩的なことについてもよくわかっていないという方もいらっしゃるでしょう。

そんな経済のことをよく知らない初心者の人のために、経済学の入門書の選び方と、おすすめできる入門書を紹介します。

皆さんも、一から経済学を学んでみませんか。

経済ってなに?経済学との違いは?

経済とは?

「経済ってなに?」と聞かれたら、あなたはなんと答えますか?

経済とは、実際の社会で起きている経済活動、すなわち人間の生活に必要な財貨やサービスを、生産、分配、消費する活動のことを指します。

たとえば、あなたが本屋で本を購入したり、インターネットで配信されている映像を見たり、音楽を聴くといった行為も、消費という経済活動の一つになるのです。

また、銀行などの企業が投資を行ったり、国や地方自治体が公共事業などの政策を行ったりすることも経済活動といえます。

経済学とは?

では、経済学とはなんでしょう?

経済学というのは、「経済について勉強すること」となんとなく考えている方も多いのではないでしょうか。

それも間違いではありませんが、「じゃあ経済ってなんのこと?」と聞かれると答えに窮してしまう方も多いかもしれません。

経済学では、人間がうまく暮らしてゆくにはどうすればいいのか、ということを考えます。その答えを導き出すために、人間の社会的な活動である「経済」の法則を研究する学問です。

 

たとえば、お店で販売している商品の値段を、バーゲンセールで普段の30パーセント引きにしたら購入者が増え、結果売上もあがったという経済現象、この背後にある経済の法則を研究する学問です。

ちなみにこの例の場合は、価格が下がると需要が増えるという、経済の一般的な法則が当てはまった例になります。

世の中にはたくさんの学問がありますが、何か新しいことを学ぶとしたら、まずは自分の興味や関心のあることから始めればいいのではないでしょうか。

 

さきほど、経済学は経済の法則を学ぶと言いましたが、単純に言い換えれば「お金の動き」を学ぶ学問と言うこともできると思います。

人間が生活をしていくうえで重要かつ身近なものは、やはり「お金の動き」です。「お金の動き」に興味が無い方は少ないのではないでしょうか。

あまり堅苦しく考えずに、経済学を初歩の初歩から学んでみるのも良いと思いませんか。

経済学を学ぶとは?

経済学は2つに分類される

経済学は大きく2つに分類されます。

ひとつはマクロ経済学で、経済の大きなメカニズム、たとえば景気の変動や、それに対する政府の対策などを分析していく学問です。

もうひとつはミクロ経済学で、マクロ経済より細かな経済を分析します。

たとえば家族単位のお金の動きである家計や、消費者の行動、企業が行う生産や雇用など、より身近な経済について学び、生産や消費を通じて豊かな生活を送るためにはどんな手段があるかを考えます。

難しく考えずにまずは学んでみよう

このように書き始めると、また難しく考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

経済学をはじめて学んでみようという方には、このような説明は不要です。

社会全般に深く関わる経済学には難しい面が多くあります。

経済学の初心者は、まず身近な「お金の動き」から学ぶことを考えるとよいでしょう。

 

関心のある身近な分野から学びはじめて、経済学自体に興味が持てるようになったら、より広い目で人間の活動を考えるマクロ経済学などの分野を学ぶとよいのではないでしょうか。

経済学は生産や売買、消費など、「お金の動き」に関わる様々なことを学ぶ学問です。

地球環境のことや自然破壊など、一見お金とは結びつかないようなことも、資源や消費の変化などの面から考えると、経済から切り離すことはできません。

 

このように、経済学は大きな規模で世界を見つめることのできる学問です。

しかし、初心者が学び始めるのであれば、興味を持って学べることがなによりも大切です。

勉強は継続して学ぶことで、はじめて身につくものです。

格好を付けて難しい問題から手をつけるよりは、興味が継続する話題から始めた方が自分の力になる、と考えてみてください。

初心者向けの経済入門書の選び方

経済学を初めて学んでみようと思い立った人が次に悩むのは、「経済学には興味があるけど、どんな本を読んだらいいかわからない」ということではないでしょうか。

初心者が効率的に学ぶには、入門書から読み始めることが重要です。いまは、経済学を初めて学ぶ学生や社会人に向けて、さまざまな経済入門書が出版されています。

 

そのなかには、読者が興味を持てるようにつくられた本も数多く出版されています。

とくに、自分の身近にある「お金の動き」や、ニュースで世間の話題になっている事柄などから知ることが、初心者にはなじみやすいのではないでしょうか。

次の章では、そんな入門書の中からおすすめの本を数冊紹介します。

おすすめの入門書

「池上彰のやさしい経済学」全2巻(日経ビジネス人文庫)

テレビでも有名な人気ジャーナリストの池上彰氏の著書です。経済に関する知識がまったくないという方に、まず読んでもらいたい経済入門書です。

1巻では、入門者向けに経済のしくみが簡単に説明されていて、身の回りの経済について理解できるようになります。

2巻は、ニュースで取り上げられる経済の話題がわかるようになるための知識を身につけるための本です。文庫本サイズですので、気軽に経済の基本について知ることができます。

「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門」(かんき出版)

「ミクロ編」と「マクロ編」があるシリーズ本です。

スタンフォード大学で人気の経済学者が、とっつきにくいイメージのある経済学を、簡単に理解できるようにするために書いた本です。

マクロ編、ミクロ編ともに丁寧に解説されており、専門用語が出てくるときには、きちんとその説明が書かれているため、入門者でもスムーズに読み進めることができると思います。

また、本書の監訳は池上彰氏が担当しており、文中に難しい言葉がなくて読みやすいのも特徴です。

なるべく身近な例から経済を語るように工夫されていますので、就職活動前の学生や、あらためて経済を学びたいビジネスパーソンにもおすすめの一冊です。

「経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ」(海竜社)

この本もまた、池上彰氏の著書です。

公的資金や年金制度といった具体例をあげて、社会人が最低限知っておくべき経済の基礎知識が得られるよう、わかりやすく解説されています。

経済理論や数式といった難しい話ではありませんので、まったく経済知識のない社会人でも、経済の基礎知識を一から得ることができます。

「経済ってそういうことだったのか会議」(日本経済新聞出版社)

慶應義塾大学の教授(執筆当時)であった、佐藤雅彦と竹中平蔵が経済について対談した内容をまとめたのがこの本です。

本書の前半では、貨幣から株、税金といった身近な経済について解説され、また後半ではアジア経済やビジネス、労働力について、経済の観点で対談が行われています。

少々古い本にはなりますが、経済の素人と自称する佐藤氏に対し、専門家である竹中氏がわかりやすく経済の説明をしていく内容になっていますので、知識がない方でもわかりやすく理解できるのではないでしょうか。

「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」(KADOKAWA)

人気シリーズの「大学4年間の○○学が10時間でざっと学べる」の経済学編です。

経済学の初心者が読むと難しい箇所もありますが、基本を学んだ後に読むと、より深く理解できるような内容になっています。

ミクロ経済学、マクロ経済学だけでなく、消費者の行動や市場の原理、国際経済など大学でも学ぶような内容まで網羅されていますので、初学者の方よりは、一度学んだ人が復習のために読んでみる方がいいかもしれません。

まとめ

経済学をわかりやすく解説している入門書はこれ以外にも数多くあり、学生や社会人が経済を初めて学ぶ際に理解を助けてくれる存在となっています。

なかには、イラストやYou Tube動画などで解説をする本もあり、文章だけでは理解しにくい部分をサポートしてくれています。

数多い入門書の中から自分にあう本を探すのは大変かもしれませんが、上記を参考に、自分の足で本屋を回って、手始めに自分の興味を引く本から読んでみてください。

経済学を初めて学ぶとしたら、一番身近なものは「お金の動き」ではないでしょうか。

このキーワードを頭の片隅に入れて、身近な話題に触れている本から探してみると、きっといい本が見つかるでしょう。

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